モンモンモンブランの日記

2020.1〜 宮舘王国の国民へ

舘様は頭の回転が速いのか?

 最近、舘様のことをほめてくれるネット記事を目にして嬉しくなる。「ワイルドロイヤル」「ここぞという時に発する言葉が癖になる魅力」「頭の回転が速い」等々……ん? 頭の回転が速い⁈ えーと、舘様の持ち味は頭の回転の速さでしたっけ?

 確かにロイヤル感漂う「宮館語録」や、絶妙な間の受け答え良さについては天賦の才があると思われるけれど、果たして舘様は頭の回転が速いのだろうか?

 自分の推しに対してなんとも失礼なお題ではありますが、なにかもやもやするので、Twitterの140文字では考察しきれない部分を、はてなブログを借りて紐解いてみたい思います。どうか我らが国王のように、広く大きな心で最後までお付き合いください。

 

 皆さんは「#すっとこどっこいだてちゃま」というタグをご存知だろうか?Twitter上でSnow Manがメジャーデビューした2020年の初め頃から存在しており、涼太君(5歳)が繰り広げる保護案件必死のおっちょこな可愛い言動を集めたタグがあり、時々眺めては癒されている。「セクシー、ロイヤル、美しく」な舘様ももちろん好きだけれど、すっとこどっこいなだてちゃまはもう愛おしいとしか言いようがない。サンリオピューロランドシナモロールに手を振るだてちゃま、うどんが上手にすすれないだてちゃま、マサチューセッツが言えないだてちゃま、初単独表紙の雑誌名をブログで堂々と間違えるだてちゃま…。みんなが大好きなだてちゃまの詰め合わせがそこにある。

 すっとこどっこいの語源は「すっとこ」…裸で「どっこい」…どこへ行くんだいという江戸言葉で馬鹿野郎という意味だとか。まさにドリフのコントの世界観。ただ本気で罵倒しているのではなく、おそ松さんのチビ太の口癖の「てやんでぇバーローちくしょう!」寄りの親愛の情のこもった言い方かな。

 

 先日、カラーセラピストもされているFUKUさんがスペースで語ってくれたスノのメンカラのお話。舘様の赤は愛と怒りを表すと解説していた。愛はご本人が愛溢れる泉なのでまさにそのとおりなんだけど、怒り…。舘様は怒ったら怖そうとよく言われるけれど、彼が誰かに対して怒っているところを、私は見たことがない。プンプン怒り散らす徳俵の旦那を怖いなと感じたことはあったけれど、彼のイライラは思い通りに江戸の町を守れない自分に対しての怒りで、町民や悪党たち他者に向けられているものではないと思う。

 

 舘様は、真面目でストイックな人だ。ストイックな人はコツコツと地道に努力を重ね、信念を貫き通してブレることがない。自分に厳しく他人に厳しい人もいるけれど、舘様の場合は自分に厳しく他人に優しい。優しい…という言葉より寛容とか許しているという言葉の方が当てはまる気がする。

 踊りを教えていた後輩に先にデビューされたり、今思い出しても、怒りで震えるような、根も葉もない噂をたてられた昨年の年末年始のように、辛酸をなめ、泥水を飲むような状況でも、忍耐強く耐え、夢に向かって絶え間なく努力する、まさに「ナミダの海を越えていけ」を地で行く人が、宮館涼太だ。

 

 前述のFUKUさんがスペースで、舘様から赤ちゃんの印象を強く受けると話されていた。か弱いのにとても強い。無条件に可愛くて、みんなから寄ってたかって愛され守られているのに、戦場では赤ちゃんがいるから救われるような不思議な強さがあると。

 舘担のみなさんが、よくだてちゃまの時の宮館涼太を見た時、母親が赤ちゃんに母乳を与える時に出るらしい物質オキシトシンが分泌されて「幸せ」とつぶやくのを見かける。こーじが4月中旬にあげてくれたすの日常で、滝沢歌舞伎の楽屋で撮ったアフレコ映像の中で終盤、舘様が突如現れて、両方の人差し指で両方のほっぺたをつんとつき、首を柱に向けてコテンと傾ける仕草をする動画がある。こーじも思わず「なんやそれ、なんやそのポーズ、可愛いな🧡」とつぶやいているアレだ。先日の素のまんまでもめめが、幕間ルーティーンの洗顔動画の提案に対してノリノリだった舘様の反応を「すごく可愛らしく🖤」と言っていたではないか。

 ついに年下のメンバーにも、「可愛い」と言われ出した舘様。しょっぴーの小動物的なバブさとはまた違う。いや、根っこは同じ可愛さなのかも知れないが、そうなるとゆり組の尊さについて考察しなければならないので、そこは一旦置いておこう。

 舘様の可愛さをカジュアルなバブいといういう言葉で表現するには、彼の気品が勝ちすぎている気がする。時に舘様の微笑みに聖母子像を見た時のような神々しさを感じたりもするのだが、宗教的ではなく、「Grandeur」という言葉の意味にある、自然などの雄大さ、壮大さや人格などの気高さ、高貴さに彼の神々しさは由来している気がする。

 すっとこどっこいで、ストイックで、スイートで、崇高な人物の宮館涼太。一言で言い表せない、つくづく不思議な魅力を持った人だ。

 

 

 やっとここでタイトル回収、宮舘涼太は果たして頭の回転が速いのだろうか?

 大好きな推しだけれども、ごめんなさい🙇決して頭の回転は速くはないと思う。知識と時間との勝負であるネプリーグはメタメタだったし、ラヴィット!での大喜利は半年たっても未だに何か喋ろうか!とハラハラして見守っている。

 

 では、なぜ舘様の受け答えは賞賛されるのだろうか。舘様の答えは、川島さんにも指摘されたようにローディングが長い。そして割と当たり前のことをいい声でゆっくりと話す。しかし、毎回スベることはなく、温かい笑いさえ起こる。それは、舘様が目の前にいる人に対して真摯に向かい合い、時間はかかるけれどその人に届く最適解をいつも一生懸命考えて答えてくれているからだ。それが伝わるから共演者の皆さんに愛されるし、私たちも彼の言葉を信頼し安心して受け入れている。

 

 娘が言うところの私生活重めの舘担である私たちは、揺るがない舘様の生き方や言葉を拠り所にして日々を過ごしている。欲を言えば、毎日、舘様情報に溺れるくらい活躍して欲しいと願うと共に、宮館涼太様におかれましては末永く健やかにご活躍されることを心より祈念しております、という総会の挨拶みたいな締めでそろそろ終わります。